季節の変わり目には

いろんなことが起こるわけです。

 

ドラムの長瀬君が緊急入院(無事退院)したり、

その影響でRec.が先延ばしになりライヴがキャンセルになり、

吉祥寺を脱して近頃のutataneとしては初めて山の手線圏内でライヴしたり。

 

そんな出来事のなか僕にとって淋しいことは、

なんといっても馴染みのお店が閉店したことなわけです。

 

 

だいぶ時間が空いてしまったけど、

そのときの心持ちを綴ったmixiの日記を転載してみます。

 

久々の日記がちょっとセンチメンタルですいません。

 

でもそのときの僕の体温で書いた文章だからぜひ読んでいただきたいなと思います。

 

 

 

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昨日、常連さんたちのパーティーをもってひとつのお店が静かに閉店しました。

いや、むしろ賑やかにだったかな。

お酒とセッションと笑い声とまだまだ綺麗な白い壁紙。

見慣れた楽器に見慣れた顔ぶれで、
いつもとちがったテーブルの配置。

カウンターの中でグラスを傾けるお店の人。

いつもより長い去り際の握手。

いつもと同じ店でいつもとは違う一日。



みんなあの場所が大好きな顔をしていました。

お店がなくなってしまうのは残念だけど、
あまりしめっぽくならないのは店主の人柄だなと。



プロのギタリスト三人がカウンターで談笑する後姿に、
僕はなんともいえず胸がむずむずするような、
触れられそうで触れられないものがそこにあるような、
不思議な感覚にとらわれながらウイスキーの氷をまわしました。


あー

そういえば

グラスのひとつくらい強請ってみたらよかったな。



でも今生の別れじゃないからまぁいっか。

そんなものなくたってまた会えるし。

また色々教えてもらおう。



ともあれお疲れ様でした。


最後の最後まであの空間に残ったうちの一人だったのは、
僕のひそやかな自慢であり名残惜しさの残り香であり…。

いつもは座らないカウンターの居心地のよさ。

いつもよりたくさんした握手。

忘れません。

いただいたコーヒーの香りはどこまでも芳しく♪